MESSAGEメッセージ／求める人物像

従業員ではなく家族の一員、
貢献したいと思える組織に

ナスタは450人ほどの会社ですが、こういう商品でお客様に喜んでいただきたいという想いがあり、同じ方向を向いている人が集まってきています。お互いをリスペクトしながら、助け合いながら、自分の良い所を出して貢献しようと思える組織でありたいと思っています。
ですので、従業員という言葉ではなく、一つの家族だと思っています。家族の一員として、我々は責任を持ち接していますので、自然と息子や娘たち（社員）には成長してほしい、助けてあげたいと心から思い、そのための制度とは何だろうという発想になります。自身やチームの成長を促す取り組みや、家族との大切な時間をサポートするナスタの制度や仕組みは、そのような想いや着眼点から生まれています。

例えば、ナスタ独自の支援制度として2015年に導入された「育児留学」は、ただ家事育児に専念するために家庭で 休む のではなく、会社と自宅を往復するだけの日々のルーティン作業では知ることのない、家庭での学びを得るという目的で制度化しました。また、１ヶ月不在にすることで、会社全体の業務を今まで通り回すことが困難になるかと思われますが、この制度によって出産を控えた奥様のいる男性社員が抜けることを事前に把握した上で、業務を今まで以上に効率よく回そうとする、会社のチームビルディングの向上につなげる狙いもあります。近年、男性の育休取得が推進され、取得率も年々高まっていますが、ナスタでは、男性の育児休暇取得を留学制度として義務付けた2015年以降、取得率100%を継続、私自身も育児留学を経験しています。

社会貢献事業の新設、
若手女性社員の役員就任など、
新しい取り組み

代表に就任した当初から、日本で一番誇れる会社にしたいという夢がありまして、新しく社会貢献事業を立ち上げました。メーカーという他社との比較ではなく、世の中に最も感謝される会社を目指したいと。
ビジネスと社会貢献、一見逆にあるようなものを一緒したらどうなるのかという発想で、社会貢献を事業として捉える「社会貢献事業本部」を新設しました。

社会貢献事業の新設を発表後、担当役員を社内募集しました。年齢、性別、社歴、役職など応募条件は一切ありません。一番大事なことはパッション、本当に世の中を良くして行きたいという想いを持った人であることと、やるからには絶対に結果出すという会社へのコミットメント。この2点を評価基準として、15名ほど手を挙げてくれた候補者と面接をした結果、入社1年半の女性社員が役員に登用されました。

新しいことにチャレンジする不安は大きかったと思いますが、予想を上回る人数が応募してくれたことに、心から嬉しく思っています。担当役員に就任した彼女を見ていると、強い使命感を持ち、社会のために何ができるのかという視点で、役員会でも話をしてくれています。私自身も他の役員も、ものすごくいい刺激になっていますね。活躍のフィールドをオープンにし、年齢や役職に関係なく、チャレンジしてくれる人と一緒に仕事をしていきたいです。能動的にチャレンジできる人を通して、会社は成長していけると考えています。

これからのナスタが求める
人物とは

私たちは決して派手なものを作ろうとはしていません。気づかない所に常にあって、生活の中でストレスを感じさせないデザインや使い勝手が求められるため、目立ってはいけません。人や家に寄り添うプロダクト、本質的な美しさ、そこにいつもあるけれど馴染んでいる、美しさの極みを追求し続ける会社でありたいと思っています。

個が持つ強みは一人一人異なります。しかし、誰かのために社会のために貢献したいという想いは、皆が持つことで強くあたたかいチームになります。社会に目を向け、同じ方向を向いてチャレンジできる人に集まってほしいです。ナスタをひとつのステージとして皆が活用し、自身を高めたり見極めたり、そういう場所（会社）にしてもらうと、結果良い仕事が生まれてきます。そのために企業は、一緒に働いてくれる仲間に責任を持っています。

年齢を重ねていく中で、キャリア、結婚、出産など、様々なライフイベントを経験することと思いますが、自分の人生をどう考えていくかは、自分自身でしっかり責任を持つしかありません。大手企業に就職できたからといって、会社が助けてくれるわけではありません。自分で責任を持ちながら、理解ある会社とともに一緒に考え築いていくことが大事です。だからこそ、私たちは縁あってナスタに入社してくれた人を幸せにする責任を持ち、社員やその家族のことを考えます。そういう想いでおひとりおひとりを迎えますので、心配せずに入社してもらえると嬉しいです。